なんとなくで転職出来ちゃう理学療法士|成功につながる6つの方法論

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転職について考え始めたけど、何から始めたらいいの?

理学療法士は人手不足って聞いたり、余ってるって聞いたり、実際どうなの?

学生の頃はなんとなくで就職先決まったから、また同じ感じで大丈夫だよね?

転職したけど、転職先が更にブラック職場なんてことも…

理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)はなんとなくでも一応職場が決まっちゃうんです。一般の学生(医療従事者以外)のような就職活動はしてきていないので、転職についても知識がほとんどない。

なぜなら、就活は臨床実習が終わって、国家試験勉強と並行して行うのでなんとなくのイメージで職場を選び、なんとなく内定もらえた方が多いと思います

えしとく

私は「自宅から通える範囲の病院」という理由で就職先を決めて、結局ブラック職場で2年目で業務中にぶっ倒れ、入院💦
療法士は人手不足の職場が多く、なんとなくでも就職できてしまって、結局後悔するんです。

えしとく プロフィール

本記事では理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)はなぜなんとなくで就職できてしまうか?そして、なぜ就職先失敗した…仕事辞めたい…もっと良い職場があるんじゃないか…と思ってしまうのか、を知ることができます

本記事を読むと、PT・OT・STの現状と危機感を理解して、転職成功するための押さえておくべき6つのポイントを知れ、次の具体的な行動に移すことができます

今、少しでも転職について考えている方は、ぜひ読み進めてください

とりあえず、転職ノウハウを網羅的に知りたいって方は、【【完全版】20代・30代リハ職がホワイト職場に転職するためのノウハウ27個紹介!】を参考にしてみてね

目次

なぜ、なんとなくでも理学療法士は転職できてしまうのか?

リハ職(PT・OT・ST)がなんともなくでも就職・転職できてしまう理由は

  • 人手不足の職場が多いこと
  • 理学療法士の50.2%が退職経験あり
  • 理学療法士は若いセラピストが多く、離職・入職率が高いから

【転職出来ちゃう原因①】リハ職は人で不足の職場が多い

リハ職の有効求人倍率は労働者全体と比較して明らかに高い

労働者全体の約3倍1人の療法士に3つの求人がある状態です

※有効求人倍率とは、有効求人倍率=有効求人数(企業からの求人数)÷有効求職者数(就職する意思のある人数)

で求められ、有効求人場率=1.0であれば、働き手が欲しい(求人数)と働きたい(求職数)が一致している状況です。例えば2.0であれば、求人数は200あって求職者が100人いるというイメージです。

厚生労働省(一般職業紹介状況)が発表しており、公共職業安定所(ハローワーク)の求人数・求職数を元に算出しています

  • 全職種平均:1.03倍
  • 事務全般;0.36倍(最低)
  • 保健師・助産師・看護師;2.04倍
  • 医療技術者(PT・OT・STなど);2.84倍

と平均と比べると3倍弱の募集がある、つまり人手不足の職場が多い

また、

管理者からも人手不足と感じている職場は多いんです

理学療法士の50.2%が退職経験あるから

理学療法士の統計データにはなりますが、理学療法白書2016では半数以上が退職経験があります

もちろん、PT自体をやめてしまう方もいますが、ほとんどが転職・再就職

転職がキャリアアップの一部となりやすいので、比較的転職しやすい職業です

理学療法士白書2016より引用
えしとく

私の職場は3分の2が転職組

転職・退職は簡単にする訳ではないですが、20代・30代の療法士は生涯今の職場で働こうと思って働いている方が少数派だと思います

リハ職は若いセラピストが多く、離職・入職率が高いから

PT・OT・ST・視能訓練士の平均にはなりますが、令和3年賃金構造統計基本調査(厚生労働省)より

平均年齢は…

  • 療法士:35.1歳
  • 労働者平均;43.4歳

と比較すると若い傾向にあります

入職率・退職率の観点からもやはり20代が最も多く、年齢を重ねるごとに転職する人数は減っていきます

比較的、若い20代・30代の人が多い職業になるので、その分、退職・入職つまりは転職者が多いので、なんとなくでも転職できちゃうんです

だからこそ、就職してから失敗したと思っちゃうんですけどね

理学療法士が転職成功したいなら押さえておくべき6つの方法

  1. 理学療法士の将来性から考える
  2. 退職理由・転職先に求めることを具体的に考える
  3. 転職活動の流れ・スケジュールを知る
  4. 円満退社する方法(転職のタイミング)を考える
  5. 転職活動をバレずに行う
  6. 今すぐ辞めるつもりじゃなくても小さく転職活動を始めておく

①理学療法士の将来性から考える

理学療法士が今後、需要はあるのかなど、将来性を考えて行動していくことが必要になります

結論としては、2026年を目処にどんどん療法士は余っていき、転職しづらくなる可能性あり!

えしとく

つまり、需要と供給の関係から、今はなんとなくで転職できていますが、これからはどんどん優良なホワイト職場はどんどん転職しづらくなります

理学療法士として、残業も少なく給料が高い職場で働きたいなら、早めに行動する

より詳しい内容は【【知らないと後悔】理学療法士が『勝ち組』になるためのたった3つの知識と6つの方法】を見てください

②転職活動の流れ・スケジュールを知る

タクヤ(若手PT)

どのくらい前から動き出せばいいんだろう?
何から決めたらいいの?

まずは転職の流れ、項目、そしてスケジュール感を知っておく必要があります

可能なら、半年〜1年前から転職活動を始めておきましょう!

ざっくりとした転職のスケジュールとしては

  1. 就職先候補を考える
  2. 転職サイト・エージェントに登録・利用
  3. 情報収集(採用試験がいつ頃なのかなど)
  4. 職場見学に行く
  5. 採用試験
  6. 現在の職場に退職を早めに伝える(出来れば退職3ヶ月以上前に)
  7. 引き継ぎ準備をして、退職までしっかりと勤め上げる

また、なんとなーく就職活動してしまうと、せっかく希望の職場が見つかっても、もう来年度の募集が終わっていた…なんてこともあり得るのです

採用試験は4月入職だと前年の7月頃から行う職場が多いし、更にその前に職場見学なんて考えると1年前です💦

ただし、例外があって、現状がきつすぎて、病んでしまいそうな場合は、すぐ今の職場を辞めるように動き出しましょう!

スケジュール感についてもっと詳しく知りたいなら【【転職経験者が解説】リハ職は退職願をいつまでに報告?【2週間前・3ヶ月前・内定確定後】】で退職のタイミングに合わせて転職活動を解説してます

③円満退社する方法(転職するタイミング)を考える

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にとって円満退社が重要な理由は

  • 今後も学会や研修会などで合う可能性がある
  • 理学療法士業界は狭い
  • 変な噂を立てられたくない

職場が嫌だからって、逃げるように今の職場のスタッフに迷惑をかけるような退職の仕方はなるべく避けたほうが良いです

例外は今の職場が原因で、自分の身体・精神的にしんどい場合は今すぐ辞めましょう!
円満他社なんて、クソくらえ!!!

円満退社となると退職まで数ヶ月〜半年程度は必要

そのくらいの期間は準備と思って働ける場合には、学会や研修会参加する機会がそこそこあったり、資格更新のために参加が必須なこともあるため(3学会合同呼吸療法認定士・心臓リハビリテーション指導士など)、辞め方次第で気まずい思いをし続ける事になってしまうのです

円満退社について、もっと詳しく知りたい場合には【【超重要】リハ職が円満退社すべき理由3選と4つの注意点~現役PTが解説~】を見てみてね

④退職理由・転職先に求めることを具体的に考える

「なぜ、今の職場をやめたいのか?」「転職先に求める条件はなんなのか?」具体的に考えます。そして、優先順位も!

  • 給料
  • 残業がない
  • 子育てに理解がある
  • 自分の好きな分野・疾患が多い職場
  • 人間関係が良い
  • 通勤時間が短い
  • 公務員になりたい
  • 病院で働きたい
  • 正社員
えしとく

まず大抵の場合、全てを叶える職場はありません!

今の職場よりちょっと給料がいいからとか、そんな理由で転職先を決めちゃうんです…

でも、その給料の情報すら、詳細は分からずに、実際に転職して給料もらってから、「あれ、思ったよりも給料少ない💦」とか、なっちゃうんですよね

職場によっての中心となる患者さんや利用者さんが異なりますよね

働く場所は病院なのか、どうなのか、

自分のやりたい分野はどこなのか

この他にも

  • フルタイムで正社員として働くのか、パートで働くのか
  • 教育機関として大学や専門学校の教諭となりたいのか

考えることが沢山あります

理学療法士としては自分に合った職域・分野を考えることが

転職の第一歩になります!

⑤転職活動をバレずに行う

転職活動はバレないように行いましょう

今の職場に不満を持っていながら、何も行動できないスタッフが沢山います

あなたが今の職場からより良い職場に行くことをよく思わない人もいるんです…

転職活動がバレてしまう原因は

  1. うっかり自分から話してしまう
  2. 更衣室でスーツに着替える
  3. 急に休みが増える
  4. 仕事が雑になる
  5. 相談した相手からバレる
  6. スマホ画面を見られてしまう
  7. 見学先からバレる

バレたくないなら詳しく【【リハ職は要注意】転職活動がバレる原因6選と対策について解説】で解説しています

⑥今すぐ辞めるつもりじゃなくても小さく転職活動を始めておく

今すぐ辞めたい!と思っているわけではないけど、今の職場に不満がある

このまま自分は20代と同じように同じ働き続けられるか不安

そんな方もいるのではないでしょうか?

転職するまでにマジで時間がかかるんや

特に優良なホワイト職場は毎年1回しか採用試験をしていないことも多く、1年前から転職活動していないと情報が得られないことが多いんです

本気で辞めたいと思ってから、情報収集するようではタイミングによって2年近く今の職場で働き続けることになるかもしれない😥

なんとなくでも求人サイトに登録だけしておいて、自分にどストライク求人が出てきたら連絡を貰えるようにしておくのがおすすめ!

いつでも転職出来るように準備して置くことは大切だと思っています

詳細は【【リハ職こそ】辞めたいと思ったらすぐに転職活動するべき6つの理由

私のおすすめの転職サイトは

転職に失敗する人の5つの特徴は?(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方法論)

えしとく

繰り返しになるけど、本当に学生の時のノリでなんとなーく転職先を決めて、後悔する人が多すぎるんや!

失敗する人の特徴を知って、自分は同じようにならないように!

  1. 自分の希望に合わない、または希望がはっきりしないが何となく入職してしまう
  2. 転職先のリサーチ不足→雰囲気での転職は失敗リスクが高い
  3. 離職率が高い・求人を頻繁に出している職場は要注意
  4. 求人票に「アットホーム」は危険→体育会系やサービス残業のリスクあり
  5. 転職サイトの担当者・エージェントの信頼し過ぎは『転職失敗への第1歩』になる

詳細については【【実例5例】やっちゃダメ!理学療法士が転職失敗する5つの理由と3つの対策】で

なんとなくで転職先を選ぶと、療法士は激務or放置になりやすい。成功するための6つの方法論を知ることが必要です

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士として働く・転職するには、どこでも良ければ割とできちゃうんです。そして、後悔する

なぜなら、

  • 人手不足の職場が多いこと
  • 理学療法士の50.2%が退職経験あるから
  • 理学療法士は若いセラピストが多く、離職・入職率が高いから

有効求人倍率からもリハ職は平均の約3倍。つまり、1人の療法士に対して3つの職場から求人がある状況です

そんな状況で入職しても仕事量が多く、疲れて、また辞めたいとなってしまう…

希望の職場に転職するためには

  1. 理学療法士の将来性から考える
  2. 退職理由・転職先に求めることを具体的に考える
  3. 転職活動の流れ・スケジュールを知る
  4. 円満退社する方法(転職のタイミング)を考える
  5. 転職活動をバレずに行う
  6. 今すぐ辞めるつもりじゃなくても小さく転職活動を始めておく

の6ポイントを押さえて置く必要があります

えー、でも実際に働いてみないと分からないじゃん!

確かに人間関係などは働いてみないとわからない部分もありますが、まずは正攻法を知っておきましょう

そして、失敗しやすいポイントもある程度決まっています

  • 自分の希望に合わない、または希望がはっきりしないが何となく入職してしまう
  • 転職先のリサーチ不足→雰囲気での転職は失敗リスクが高い
  • 離職率が高い・求人を頻繁に出している職場は要注意
  • 求人票に「アットホーム」は危険→体育会系やサービス残業のリスクあり
  • 転職サイトの担当者・エージェントの信頼し過ぎる

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士ではブラック職場が正直多いんです

どこの職場も人手不足だし、体育会系・パワハラ系の人が多いですからね

だからこそ、しっかりと転職を成功してホワイト職場で働けるように知識・行動に移していきましょう

転職について更に詳しく知りたくなった方は、

今の職場が嫌だからと、勢いでなんとなーく転職すると、結局転職先でもまた辞めたくなります。もしかしたら、今の職場よりももっとブラックな職場の可能性も十分にありえるんですよね

まずは転職の正攻法を知って、希望の転職先を見つけましょう!

そんな方の役に立てれば嬉しいです。ありがとうございました😁

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