【5つでわかる】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がブラック職場で働く理由

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今の職場って、もしかしてブラック…

働いていても報われる感じがしない…

いつまでここで働き続けるんだろ…

このように感じているなら、働き方を考える必要があります。

実は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職場はブラックになりやすい傾向にあります。

なぜなら、PT・OT・STにとって、人手不足や医療人としてのやりがいを理由にブラックな職場多いからです。

えしとく

私も「やりがい」を感じつつも、毎月50時間以上サービス残業して、疲弊し、仕事中に倒れて入院までしました…
そんな風にはなって欲しく無い!ブラックな環境からはすぐに逃げて欲しい!

本記事ではブラック職場を見極めことを目的として5つの項目から解説していきます。

本記事を読むことで今の職場がブラック職場なのか診断できます。
また、これから転職を考えている方にとっては避けるべき就職先を自分で選べるようになります。

目次

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のブラック職場・企業を見極める簡単5ステップ(求人票・見学・試験・転職サイトそれぞれで確認を)

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は基本的に人員は最小限で有ることが多かったり、パワハラやサービス残業などあるところも多くあります。

就職活動・転職活動に合わせて時系列に合わせて注意点をお伝えしていきます。

  1. 【求人票】給料・残業時間・年間休日を確認
  2. 【求人票】常に募集がある→慢性的な人手不足
  3. 【転職サイト・エージェント】さらに情報収集
  4. 【見学】職場の雰囲気を感じる・質問する
  5. 【面接】面接官が威圧的でないか?
タクヤ(若手PT)

でも、実際に働いてみないと分からないでしょ?

人間関係などは見学しても会えない人が多いので、しょうがない部分もありますが、

えしとく

求人票・見学・試験・転職サイトそれぞれで確認するポイントを抑えることでブラック職場への転職をある程度は避けられます。

えしとく

なんとなく、「大きな病院だから大丈夫でしょ」「給料高いし」で就職・転職するのはリスクが高すぎです!

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のブラック職場①:【求人票】から給料・残業時間・年間休日を確認

求人票から給料・残業時間・年間休日は最低限確認しておきましょう。

えしとく

給料は良くても、長時間労働だったり、休日が少なければ、ただの時間の切り売りをしているだけです。20代なら出来ても30代・40代となった時にどんどん厳しくなります。

サイトによっても求人票の見方は変わってきますので、代表的なハローワークの求人票を参考に見ていきましょう。

求人票で最低限見てほしいポイント!

  • 給料(基本給・手当等)
  • みなし残業代(給料欄の記載)
  • 福利厚生
  • 年間休日
  • その他:通勤手段など
ハローワーク求人票から筆者作成
ハローワーク求人票から筆者作成

ざっくりと求人票から自分の求める給料や残業があるのかどうかなど、確認をしておきましょう。

求人票の読み方をもっと詳しく知りたい方は【画像付き】求人票から給料を読み解くポイント9選(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)を見てください。

学療法士・作業療法士・言語聴覚士のブラック職場②:【求人票】常に求人募集がある→慢性的な人員不足

高頻度で求人が出ている場合には要注意

慢性的な人員不足の可能性があり、長時間労働や休みを取りづらいなどの可能性があります。

えしとく

なぜ、求人が出ているのか考えてみましょう。

  • 事業拡大のための人員増加(例えば、回復期病棟を立ち上げるなど)なのか?
  • 突発的な職員の退職なのか?
  • 慢性的な人手不足なのか?
タクヤ(若手PT)

そんなの求人票からは分からないっすよね?

確かに確認するのは難しい…

確認するには

  • 自分で定期的に求人サイトなどを見ておく
  • 求人票の掲載開始日を確認(ただし、開始日を更新している可能性あり)
  • 転職サイトなどに登録して担当者からの情報をもらう

いずれにしても、長期間or高頻度で求人募集している場合は、慢性的な人員不足でブラックな環境の可能性があるので要注意です。

学療法士・作業療法士・言語聴覚士のブラック職場③:【転職サイト・エージェントに登録】して情報収集

転職サイト・エージェントの登録を検討しましょう。

えしとく

なぜなら、求人票だけでは分からないことが多い…

例えば、

  • 給料の詳細が分からない
  • 配属先によって業務内容が違う
  • 残業時間も実際よりも少なく記載されている
  • あくまで全体像orごく一部の職員を参考に記載されている

などから、実際とは異なる可能性があります。

ただ、自分で問い合わせるのはハードル高い

転職サイト・エージェントの方に問い合わせをしてもらったり、転職サイトの担当者から独自の情報をもらったりすると、内部情報を知れる可能性が高まります。

タクヤ(若手PT)

えー、でも転職サイトに登録すると面倒くさいんでしょ?

確かに、連絡を取ることにはなるので、手間は増えます。

えしとく

だけど、一人で転職先・就職先を探すことを考えれば、メリットになります。

もちろん、大抵の転職サイトやエージェントは無料です。

STEP
転職サイト・エージェントに登録
STEP
一度は電話・LINEなどで面談が必要(担当者に希望を伝える)

基本的には直接会う必要はありません。
コロナ禍で面談って、直接会うとか怖いと思っている方も知らない人と会うとか嫌だと思うかも知れませんが、ご心配なく。

STEP
転職希望先の求人票では分からない事or内部情報の情報をもらう

自分で職場に問い合わせるのはハードル高かったり、リアルな情報を貰えるのは、大きなメリット。
転職サイトだからこそ知っている内部情報もあるので、教えてもらうとgoodですね。

転職サイト・エージェントへの登録を検討しましょう。

\問い合わせ・求人情報・試験対策まで対応/

完全無料・登録1分で完了

学療法士・作業療法士・言語聴覚士のブラック職場④:【見学】で職場の雰囲気を感じる

実際に見学をしてみて、対応してくれる職員や職場全体の雰囲気などを感じてみてください。

見学時のポイントは

  • 服装・言葉遣い
  • 質問を事前に準備
  • 経歴や自己PR(紹介)を準備
  • 面接時に話せるネタを作るつもりで

の4点を意識しておきましょう。

確かに、見学の有無は採用試験に影響しないとされています

ただし、自分が何年も働くかもしれない職場を一度見ておいて、損することはありません。

上司・同僚となるかもしれない転職候補先のスタッフに合って、職場の雰囲気を感じてみてください。

見学時にどんな質問をしたら良い?何に気をつけたら良い?もっと詳しく知りたい方は【【保存版】病院見学で理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が聞くべき23の質問】をご参照ください。

ブラック見極め⑤【面接】面接官が威圧的でないか?

えしとく

圧迫面接や威圧的な態度の面接官がいれば、その職場は絶対にオススメできません!

直属の上司になるかは、面接の段階でわかりません。ですが、パワハラ気質の人が多い可能性が高いです。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職場ってなんでブラックな環境になりやすい?5つの理由

リハビリ職種はブラックな環境って、よく言われます。具体的には何が原因か?

原因を知っておくことで、避けるべきポイントが分かってきます。

ブラック職場・企業の特徴

  • パワハラ
  • 休みづらい
  • 給料が低い
  • 残業が多い
  • 休日が学会・研修会などで潰れる

パワハラ

新人療法士や後輩への指導でパワハラが行われやすいです…

今でこそ、学生指導として臨床実習指導者講習でハラスメント対策などを指導したりしています。

えしとく

しかし、今の現役で働く多くの療法士は実習中のパワハラをがんがんと受けてきた世代です。

厳しい学生指導の延長線上で新人・経験年数の浅い療法士に対して、先輩療法士が指導することがよくあります…PT・OT・STとしての経験年数がはっきりするので、上下関係が生じやすい職業なんです。

休みづらい

リハ職は人手不足で休みづらい職場が多いです。

対策としては
  • 【年間休日】
  • 【有給消化率】

を確認しましょう。

ハローワーク求人票から筆者作成

フルタイム勤務であれば、年間5日以上の年次有給休暇取得は義務付けられました。
詳細は【厚生労働省:年次有給休暇の時季指定】を参考にして下さい。

ただし、職場により年間20日しっかりと取得できる職場もあれば、最低限の5日間のみというところも多くあります。

また、有給休暇制度はあっても自由に利用できない職場はまだまだある(勝手に5日分だけ、職場の都合でつけられる)。

えしとく

有休使うなら、他のスタッフに持ち患者を振り分ける、または休みを代わってもらうように自分で段取りを組むように言われた、なんてことも聞きますので…

【年間休日】と【有給消化率】を確認しましょう!

給料が低い

PT・OT・ST平均年収:426万5,400(厚生労働省;令和3年賃金構造基本統計調査より)※企業規模10人以上・フルタイム勤務・視能訓練士含む

PT・OT・ST中央値;351万円(平均年収.JPより)

全労働者平均;489万3,100円(厚生労働省;令和3年賃金構造基本統計調査より)※企業規模10人以上・フルタイム勤務

※例えば、年収200万・300万・1,000万の方が3人いたとします。
平均年収は(200万+300万+1,000万)÷3=500万
中央値は上から下から真ん中の人で300万 (中央値の方が現実に近いと言われる)

給料が高ければ、納得できることも、給料が低ければストレスが溜まります。

働く病院・施設によって年収は異なりますので、しっかりと確認してください。

求人票の給料がどうなっているのか、確認が必須です。

求人票の給料の書き方はそれぞれ異なります!!!

めちゃめちゃ手当がついていたり(通勤手当・扶養手当など)、毎月の給料なのか、ボーナスを含めた年収を12等分したのかでも、実際にもらえる給料は違ってきます。

サービス残業がある

PT・OT・STにおいてまだまだサービス残業が横行している職場があります。

経験の浅い療法士はカルテやサマリー記載で時間がかかっても、自己研鑽の一部と判断される。

また、半強制的に研究発表を課題としている職場もあるんです。

研究発表に関連する業務はあくまで『自己研鑽』になり、残業代は発生しません。

えしとく

私も新人時代に深夜24時を過ぎても働き、残業代は1時間程度…なんてこともありました…

休日が学会・研修会参加で潰れる

休日も研修会や学会へ半強制的に参加させられることがあります。

対策としては、転職サイトの担当者や見学の際などに、「みなさん(他のスタッフ)はどのくらい研修会等に参加されていますか?」などと確認してみてください。

また、〇〇県理学療法士協会や△△研究会の役員がいる場合は、注意が必要かも。

えしとく

私も前の職場では研修会の役員が上司で、毎月1〜2回は研修会参加+手伝いなどで休日が潰されていました。
加えて、役員(手伝い)として研修会当日以外の業務があり、疲弊したのを覚えています。

貴重な休日が消えて、参加費で数千円〜の参加費を払うとなると…

休日に研修会・学会等への参加が半強制的になっている職場には、自分・家族・友人との時間や、参加費としてお金もなくなっていきます。要確認⚠️

【まとめ】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がブラック職場を避ける簡単5ステップ

ブラック職場の見極め5ポイントは

  • 【求人票】から給料・残業時間・年間休日を確認
  • 【求人票】常に求人募集がある→慢性的な人員不足
  • 【転職サイト・エージェントに登録】して、情報収集→内部情報を教えてもらったり、見学や面接では聞きづらい給料面の確認をしてもらう
  • 【見学】で職場の雰囲気を感じる→見学者とスタッフへの対応の違いなど確認
  • 【面接】面接官が威圧的でないか

そして、なぜPT・OT・STはブラックな環境になりやすいのか?

原因としては

  • パワハラ
  • 休みづらい
  • 給料が低い
  • サービス残業がある
  • 休日が研修会・学会参加で潰れる

ブラック職場からホワイト職場に転職することで、リハ職(PT・OT・ST)としても一人の人間としても、楽しくなってきます。

今の職場がブラックであれば転職を、転職先がブラックとならないように注意して、転職活動を進めて行きましょう。

転職活動の進め方について知りたい方は【なんとなくで転職出来ちゃう理学療法士|成功につながる6つの方法論

見学時にどんな質問をしたら良い?何に気をつけたら良い?もっと詳しく知りたい方は【【保存版】病院見学で理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が聞くべき23の質問】をご参照ください。

転職サイト/エージェントについて知りたい方は【【脱・社畜】リハビリ職種向け転職サイト・エージェントおすすめランキング】をご参照ください。

今回はこのへんで

ありがとうございました😁

\ホワイトな職場で働きたい方は必見

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