やりがいは感じているんだけど、給料がもっと高ければなー
住宅ローンや子供の学費、自分の老後…お金の不安が尽きません
どうしたら給料up出来るんだろう?
リハ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)として働いていて『給料』がもっと長ければなー、と思っている方が殆どでは無いでしょうか?
全労働者平均よりもリハ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の平均年収は低い傾向にあります
国家資格なのに…
とそう思います
私(hamaguri)は理学療法士として約10年現役で勤務しています。
転職経験があり、給料upすることが出来ました。
給料upの方法は転職以外にも色々な方法や自分に合った方法があります
本記事を読むことでリハ職の給料の全体像を知ることが出来ます
現状のリハ職の懐事情や今後給料upするための方法など網羅的にまとめてあります
少しでも役に立ちそうな情報を探してもらえるとありがたいです
- リハ職の平均年収
- 国家資格なのに給料が低い理由
- リハ職のための給料up方法
- 求人票から給料を読み解く
- 月給ではなく、年収を計算する
- 20代の理学療法士の給料
- 30代の理学療法士の給料
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の『給料』7ポイント
『給料』は仕事をしていく上で非常に大きな要素ですよね
最重要の1つです
今回は『給料』の全体像について理学療法士・作業療法士・言語聴覚士としてに特化してお伝えしていきます
- リハ職の平均年収
- 国家資格なのに給料が低い理由
- リハ職のための給料up方法
- 求人票から給料を読み解く
- 月給だけでなく、年収を計算する
- 【筆者実例】20代の理学療法士の給料
- 【筆者実例】30代の理学療法士の給料
リハ職は一般労働者平均よりも平均年収が低い傾向にあります…
国家資格なのに…平均よりも年収低いなんて…
そう思いますよね
だからこそ、年収upする行動が必要となります
それが、副業だったり、転職だったり、開業だったり、様々ですが、まずは現状を知ることから始まります
そして、副業は個人により成果が非常に違います
YouTuberやブロガーなど沢山稼いでいる人はいますが、自分が同じように稼げるかはわかりません
【転職】は普通のリハ職が確実に給料upすることが出来る方法なんです。
転職先を決める上で『給料』が非常に重要です。
給料upすると思ったのに、入職してから
あれっ、給料増えてないんだけど…長時間労働してるだけじゃん…
とならないようにリハ職『給料』の全体像を知っておきましょう
リハ職の平均年収
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の平均年収は
- リハ職平均年収418万9,400円 (参考元:参考令和2年度賃金構造基本統計調査(職種、年齢階級別) )
- 平均年齢:33.9歳
- 月給:29万600円
- 年間賞与額70万2,200円
給与所得者(全労働者)の平均年収:436万円(令和元年分 民間給与実態調査(国税庁))
となり、全労働者の平均年収よりもリハ職の方が低いことが言えます
まずは現状を知ってもらいたい
詳しく知りたい方や他の職種・業界の給料も知りたい方は↓からどうぞ
国家資格なのに給料が低い理由
なぜ、国家資格なのに給料が低いの?
リハ職の給料が安い原因は
- リハビリの金額は診療報酬で決まっていること
- 原則20分1単位で、患者さんとマンツーマンで行うため時間的上限がある
- 1日と1週間でそれぞれ取得出来る単位数に上限が決められている
- 新人でもベテランでも診療報酬が同じ
- 上位資格を持っていても診療報酬は変わらない
ためです
もっと詳しく知りたい方は↓からどうぞ
リハ職のための給料up方法
では、どうやったらリハ職は給料up出来るのでしょうか?
- 昇進・昇給
- 上位・付属資格を取る
- 転職
- セミナー講師等
- 休日にアルバイト
- 副業(webライター・ブログ等)
- 資産形成(株式投資等)
もっと詳しく知りたい方は↓からどうぞ
求人票から給料を読み解く
転職先を探すときに必ず求人票を見ますよね?
なんとなーく、あの病院は急性期だから転職狙おうかな?
大きな病院だから、給料も安定してるでしょ?
などとテキトーに就職・転職先を決めていませんよね!?
求人票から『給料』をしっかりと読み解く必要があります
- 基本給
- 固定給
- 固定残業代
- 昇給
- 賞与
- その他の手当
- 通勤手当
- 勤務日数
- 休日
を見ておきましょう
もっと詳しく知りたい方は↓からどうぞ
月給だけなく、年収を計算する
- 月給=基本給+固定給(+変動給)
- 年収=月給×12ヶ月+賞与
で年収を計算出来ます
もっと詳しく知りたい方は↓からどうぞ
【筆者実例】20代の理学療法士の給料
筆者hamaguriの給料公開します
地方の病院勤務のリアルを知っていただきます💦
手取り177,000円(総支給額:238,000円 控除額合計:61,000円)
- 基本給:190,000円
- 扶養手当:0円
- 通勤手当:27,000円
- 固定手当(その他):11,000円
- 残業代:10,000円
- 所得税+住民税:-16,000円
- 社会保険料:-45,000円
扶養家族なしの地方在住者の手取り額は17万でした…
ブラック病院で50時間以上残業しても5時間程度の残業代しか申請出来ず…
【筆者実例】30代の理学療法士の給料
今の私のリアルです。
転職で年収は増えましたが、こんなものです💦
手取り額:220,000円(総支給額:296,000円 控除額合計:76,000円)
- 基本給:255,000円
- 扶養手当:20,000円
- 通勤手当:10,000円
- 固定手当(その他):11,000円
- 残業代:0円(〜3,000円)
- 所得税+住民税:-22,000円
- 社会保険料:-54,000円
こんな感じです
私はほぼ定時あがりなので、残業代は0〜3,000円程度です
どうですか…?
なぜ、リハ職は給料について考えておく必要があるのか?
ずばり、リハ職はやりがい搾取を受けやすいからです
ただし、本記事の『やりがい搾取』では経営者が不当に、悪意を持って低賃金で働かせているではなく、リハ職の平均年収が一般平均より低いことを指して使っています
給料に不満を持っているリハ職は非常に多いです
神山らの研究によると【作業療法士・理学療法士の職業生活満足度に影響を与える要因(理学療法科学;2020年35巻5号)】では0〜10(満足)の11段階評価での中央値は、作業療法士・理学療法士の
- 仕事に対するやりがい:7
- 職場の人間関係:7
- 雇用の安定性:7
- 福利厚生:7
- 賃金:4
であり、やりがいは感じている一方、給料に不満を抱くセラピストは多い
実際に目の前の人から「ありがとう」と言われたり、回復していく患者さんの姿を見ているとやりがいは確かに感じる。
ただ、それだけで良いのだろうか?
リハ職は非常に『やりがい』を感じる職業です
ただ、給料に満足出来ずに、惰性でリハ職を続けていたり、モチベーションを保てずにリハビリ以外の職業に行ってしまう方がいるのも事実です
だからこそ、リハ職はしっかりと自分の納得の行く『給料』を得るための環境を自分で探す必要があると思っています
『給料』はホワイト職場で働くための必要条件
給料・人間関係・ワークライフバランス・通勤時間・患者層などなど、あげればキリがありませんが、全てが満たされる職場はありません
その上で給料に満足していることは非常に大きな要素となります
給料が低いことが、職場への不満・リハビリ職種自体への不満につながっています
仕事自体はやりがいを感じていても、給料が低くて不満を感じてしまうからです
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は『給料』をしっかりと確認してホワイト職場で働こう
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は『給料』をしっかりと確認する必要があります
なぜなら、
- 全労働者よりも平均年収が低い
- 職業へのやりがいは感じているが、給料に満足していないリハ職が多い
そのため、適当に職場を選んだり、給料を考えずに就職・転職先を選んでしまうと失敗してしまうリスクが非常に高まります
リハ職が『給料』について意識するポイントがあります
- リハ職の平均年収
- 国家資格なのに給料が低い理由
- リハ職のための給料up方法
- 求人票から給料を読み解く
- 月給ではなく、年収を計算する
- 20代の理学療法士の給料
- 30代の理学療法士の給料
を確認してきました
私も理学療法士という仕事自体は好きです!
ただ、このまま理学療法士としてこの先10年・20年・30年と働けるか、今の働き方で良いかと考えると不安です💦
給料が低い、肉体労働、家族との時間が取れない(会社員でも同じですが)などあります
完全に経済的に自立して給料が低くても『やりがい』のために働くのであれば問題ありませんが、やっぱり『給料』が低すぎては働けません…
そのため、『給料』の側面から、同じリハ職の方にも現状を知り、これからの行動に何か考えるきっかけになっていれば、すごく嬉しいです
今回はこの辺で
ありがとうございました